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NF Zesshoの新作「R.I.P. NFZ」をリリース先駆け先行レビュー!!圧倒的なリリシストの新譜、最高です。

福岡出身のラッパー、NF ZesshoがEP「R.I.P. NFZ」を9月19日にリリースする事を発表。

4月にリリースした3rdアルバム「CURE」ではPitch Odd Mansionメンバーのラッパー唾奇やビートメイカーSweet Williamとの共作が収録されるなどで話題を集め、
2018年のベストディスク候補にも挙げられる作品をリリースした矢先、5ヶ月という短いスパンでの新作リリースが発表されました。

”R.I.P. NFZ”予約購入ページ:
gudamanss.buyshop.jp/items/13027906

10月には当サイト主催のライブイベントに出演して頂くなど、ご縁もあって先立って聞かせて頂ける事になり、もちろん許可をもらったので先行全曲レビューを、やります!

10月のイベント詳細はこちらから→ Bringly up -vol.6-


EPのトラックリストは以下の通り。

1. WttD (Prod. by CRAM)
2. R.I.P. NFZ (Prod. by Yoshinuma)
3. Bandana
4. deep ocean (Prod. by VoldMars)
5. I’ll bite U
6. untitled from AWOL (feat. RAITAMEN,サトウユウヤ)
7. Lyyn_[keep.vibin]

#1

の”WttD”は10月にアルバムリリースも控えている福岡出身ビートメイカーCRAMによるプロデュース。
ビートはメロディが主張されたポップネスな雰囲気ではなく、どちらかと言えばその10月のアルバムでもコラボしているBES、KOJOE、仙人掌、ISSUGIあたりのドープなラッパーに映えるような重ためなビートになってます。

3rdアルバム「CURE」での”Blono’s way”ばりにサブカル固有名詞が入ってるのが面白い一曲。
「菅野直ばり特攻志望」「ステルスでシューティング like 西 丈一郎」とか登場してきてサブカル漫画ファンにはたまらないラインに。

それに「ブレにブレまくる視界、その先明るい未来はあるかい」ってが耳に残るラインとしてかなり印象的。”ブレんなよ”って言われてる感じが自分に刺さります。一曲目からカッコよさ全開の曲!

#2

はアルバムタイトルトラックとなっている”R.I.P. NFZ”。こちらは盟友であるYoshinumaによるトラックプロデュース、比較的早いテンポで気持ちよくラップを乗せてる聞きやすい一曲に。

この曲には好きなラインが沢山入っていて
「リリックは遺書の代わり 身辺整理の最中 このLife特に意味も無いからな」
「頼む今だけは縋らせろ、クソな綺麗事は失せろ、そのマイク貸せ俺にFlowさせろ」
「どうせ俺の曲なんて誰も聴きゃしねえよ でも俺が死ねばお前にとってLegendary collection」
などなど最高。

”レジェンダリーコレクション”なんてgoogle検索かけても遊戯王のカードパック以外で引っかからないし、「お前にとって特別な存在になるだろ」って意味かなと思いました。”世間的に”じゃなくて”お前にとって”というのがNF Zesshoらしいと言うか、メチャクチャカッコいいです。

#3

の”Bandaana”は体が揺れてしまうドラムンビートというよりは壮大なビートアプローチが印象的。

この曲ではサビのリリックが好きでした。
「なぁ派手にやるぜいっそ死ぬなら」
「お前は言うゲーム でも俺にとって生き様
身動きが取れる内 用意しとけ死に方」
などのメッセージ性強いリリックが多め。

俺はやりたい様にやるだけだぜ、セルアウトしたいワケじゃない って生き様が全面的に出てて、惚れ惚れするアティチュードをもったラッパーだなとつくづく思います。

#4

“deep ocean”はVoldMarsによるトラックプロデュースとの事、ザッと調べてみても全く分からないトラックメーカーです。気になる。
Twitterアカウント検索したところ、NF Zesshoもフォローしているアカウントを見つけたんですが、2015年で更新止まっていて、bioのリンク飛んだらHなサイトに飛ばされました(笑)

そんなVoldMarsのビートは、#3の”Bandana”から一転してドラムビートのループを軸に、サビでは耳に残るメロディーラインが最高。そこに、下手すればノイズにもなりそうなエフェクトの効いたサウンドが曲を通して入っているのがかなり耳に残る。このエフェクトサウンドも途中でピタッと止めたりフェードアウトさせたり、ラストでスッと無くなる所もカッコいい。

この曲でも「俺が明日死んじまったとしてそれはそれで、慌ただしい街も恐らく予定通り動いてく」「いずれ人は死んでそれまで 墓に刻む名義よりも 愛してるぜNF 」って相変わらずブレないカッコいいラインが多しです。。

#5

はSoundCloudでも一か月ほど前に公開され、MVもリリースに先駆けて公開された”I’ll bite U”

ビートはNF Zesshoによるサンプリングトラック。この曲なんですけど、リリック最初から最後まで全部最高です。SoundCloudにすでに載っているので絶対見て欲しい。

特に好きなラインを拾うと、まずは「俺は賭した俺のMission この道を行く以上街の裏切り者」というライン。
おそらく福岡の街を出て東京に上京する心情を歌ったんじゃないかなと思います。上京することを責める人は誰もいないでしょうが福岡の街をREPしてるラッパーである事をリリックに起こした感じかな。

もう一つ好きなのが「俺は街を捨てて 失ったGangage 口よりも行動のほうがよほど雄弁な語り手」という所で
福岡を出て地元を同じにする仲間を失ったけど、言い訳とかしないで音楽活動でしっかりやってる姿を見せるからな って。
”「口よりも行動の方がよほど雄弁な語り手」”今年イチのパンチラインです。

そして曲の最後
「物事や人や街並みは移ろう 決して同じものは無い それは俺すらも
ゆっくりと開いてく瞳孔 今 暗闇で見えたもの」が最高すぎ。

人は暗闇では明るさを求めて瞳孔が開いていくわけですけど、街も変わった新しい環境で何も見えないな中、模索して模索して一番最初に見つけた本当に大事なものを大切にしよう って意味が込められてるんだと思いました。

2分半の短い曲ですけど、NF Zesshoの”今”を歌った素晴らしい曲だと思います。ヒップホップ好きな人全員に聞いてほしい。ホントに。

#6

の”untitled”はこのEPで唯一の客演がある曲に。NF Zesshoといえばなおなじみの仲間、RAITAMENとサトウユウヤがfeat.してます。
ちなみにサトウユウヤは先述した10月のイベントにも客演ゲストとしてラップしにきてくれるので、合わせてチェックお願いしますね。

曲については、シンセのメロディーが心地いい中で、シンプルなビートに3人が気持ちよくラップを乗せてるラップが聞きやすい曲。

それぞれが地元の事を歌ってたりしてるのが純粋に良いなと思うのと、客演二人のラップはやっぱり抜群に上手い。
RAITAMENからサトウユウヤへバースチェンジする所は、(うわ、カッケェ)ってシンプルに男心をくすぐられました(笑)是非みなさん聞いてみて感想教えてください。

さて最後の曲、#7

でlyyn_[keep.vibin] これはもう6ヶ月くらい前にSoundCloudにアップされている曲のreedit版ですかね。タイトルも微妙に変わってます。

この曲での好きなリリックは、
「汚えラインこそがある意味じゃReal shit
Make more yen もっと手にしたいBling bling
Ladyのtalk やけに意味深気味が多いが
大半頭悪いだけってオチ」

リアルを歌ってる感じと、”意味深気味が多いけど頭悪いってオチ”っていう落とし、すごいユーモア効いていて大好きですね。

そして最後の1ラインでは「まぁ俺らは俺らでKeep on shining」がEPをキレイに締めてるなと思いました。
4月のアルバム「CURE」でのラスト「まぁ楽しくやりましょうって事で」と似ているというか、自分と自分の仲間で楽しいことやっていくだけだ。ってのが変わらず伝わってきますよね。


以上!EP全曲レビューやらせて頂きました。いかがだったでしょうか?
くどいようですが、絶対に絶対にCDゲットして聞き込んで欲しい作品になってます。

EPを通しては、やっぱりアルバムタイトル通り「死ぬこと」をリリックに起こした内容が多かったかなという印象。
ただ全然ネガティブな意味じゃなくて「いつかは死ぬんだし全力楽しもうぜ」とか「死んだら何も残らなくて良いから今を楽しむ」とかそういう前向きな前向きな事を歌いきってくれた素晴らしいEPです。

暗いニュースが多い最近だからこそ、周りに流されない生き方を”行動で語ってくれる”このEP、全リスナーにオススメできる1枚でした。ホントに宜しくお願いします。

ちなみに、outtake(EP未収録曲)として1曲、8月28日にSoudCloudで追加公開されてます。
収録されなかった理由分かりませんがクオリティは収録曲と全く劣らない曲に。

こちらもすぐSoundCloudで聞けますので是非!


NF Zesshoの1st,2ndアルバムについてはストリーミング配信もされていないし、Special盤の「Cheap Tricks」も流通すらかかっていない状況なので、彼の作品についてはフィジカル盤の購入がオススメ!

”R.I.P. NFZ”予約購入ページ:
gudamanss.buyshop.jp/items/13027906

さらに重大告知!

なんとなんとNF Zessho本人にインタビューする機会を頂きました!
ですので、この記事にレビューした考察・感じた事も踏まえて、このEPを製作するに至った心境やどういった意味をこめたリリックラインなのか。などなど後日当サイトでインタビュー内容公開します!

是非チェックしてください!
記事の公開はTwitterでアナウンスすると思うのでフォローなり、時々チェックしてもらえると嬉しいです。

そちらは9月のEPリリース日までに公開予定。是非ともお楽しみに。

kinz upのTwitterアカウントはこちら→ https://twitter.com/kinz_up


<関連記事>

2018年のブレイク絶対!3rdアルバム「CURE」をリリースしたNF Zesshoを激チェック!

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【インタビュー記事(1/2)】”R.I.P. NFZ”のリリースを控えるNF Zesshoへインタビュー敢行!次のページ

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